今回は、インドネシアの傑作リメイク作『悪魔の奴隷』を紹介します。インドネシア映画の名作が現代版にアップデートされたことで最恐に！心臓が弱い方はご注意を……。
この記事を読めば、本作のあらすじ・みどころと配信中の動画サービスがわかります。
作品情報
- タイトル: 悪魔の奴隷（原題：Pengabdi Setan）
- 製作国: インドネシア
- 公開年: 2017年
- 監督: ジョコ・アンワル
- キャスト: タラ・バスロ、エンドイ・アリオン、ディマス・アディティア、アイ・ニンガ・ラフマット
あらすじ
インドネシアの小さな村で母親の死をきっかけに、奇妙な出来事が一家を襲う。母親が長い病床生活の末に亡くなったラニ一家は、彼女の死後、不可解な現象に次々と見舞われる。母の死因が呪いによるものだったのではないかという疑念が広がり、一家は次第に恐怖に包まれていく。
母の死から数日後、家族は不気味な存在を目撃し、家の中で奇妙な音が聞こえるようになる。さらに、亡き母の姿を目撃した子供たちは恐怖に震える。ラニは一家を守るため、母親の過去を調べ始めるが、やがて恐ろしい真実が明らかになる。母親が生前、悪魔に魂を捧げていたことを知り、その契約が今も一家を呪縛していることに気付く。
コラム：観光スポットとなったロケ地
映画の撮影に使用された邸宅は、現在では観光スポットとして知られています。この邸宅は、映画の恐怖感を一層引き立てる重要な要素となっており、間取りも劇中そのもの。ファンたちは映画のシーンを追体験するために訪れています。映画の成功により、邸宅は地域の観光資源としても活用されているのです。インドネシアへ旅行の際は足を運んでみては？
みどころ
『悪魔の奴隷』の魅力は、謎が謎を呼ぶストーリー展開と徹底した恐怖演出にあります。
- 名作ホラーの現代的リメイク
- 1980年のインドネシアホラーの名作『夜霧のジョギジョギモンスター』をリメイクした本作は、オリジナルの恐怖感を残しつつも、現代的な視点でアップデートされています。ジョコ・アンワル監督は、現代の観客に合わせた演出とストーリーテリングで、新たな層のホラーファンを獲得しました。
- ジャンプスケアと恐怖演出
- 本作は、心臓の弱い人には向かないほどのジャンプスケアと恐怖演出が盛り込まれています。『死霊館』シリーズに匹敵する緊張感と恐怖の連続が、観客を飽きさせません。特に、古びた屋敷を舞台にしたシーンは、視覚的な恐怖が巧みに表現されています。
- インドネシアでの大ヒットとシリーズ化の期待
- 『悪魔の奴隷』はインドネシア国内で大ヒットを記録し、続編の公開が期待されています。既に2022年には続編が公開されており、シリーズ化が進んでいます。この成功は、インドネシアのホラー映画界に新たな風を吹き込んでいます。
配信情報
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